ハインケス監督、監督業からの引退を明言「ベンチには戻らない」

ハインケス

今シーズン限りでの引退を明言したハインケス監督 [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)準決勝でレアル・マドリードと対戦し、2戦合計3-4で敗退を喫した。

 試合後、インタビューに応じたユップ・ハインケス監督が今シーズン限りでの引退を明言したようだ。2日付でスペイン紙『アス』が報じている。

 バイエルンは先日、現フランクフルトのニコ・コヴァチ監督が来シーズンより新指揮官に就任することを発表。ハインケス監督の退団が決定していた。

 現在72歳のハインケス監督は自身の去就に関して問われると「私はもうベンチには戻らないだろう。72歳という年齢でこのような冒険に出くわす人は中々いないよ。(新たな)冒険をしたいという感情もない」と引退する意向であることを明かしている。

 今シーズン途中でカルロ・アンチェロッティ前監督の後を継ぎ、再びバイエルンの指揮を執ることとなったハインケス監督。CLは制覇できなかったものの、ブンデスリーガ6連覇に導くなど、衰えぬ手腕を発揮していた。

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