現在は日本でプレーするトーレス(右) [写真]=Getty Images
横浜ゴムのグローバルアンバサダーとして来日したディディエ・ドログバ氏が単独インタビューに応じ、チャンピオンズリーグ初優勝の秘話を明かした。
2012年5月19日、チェルシーはチャンピオンズリーグ決勝でバイエルンと対戦。緊迫した展開が続く中、試合終盤の83分に先制点を奪われてしまう。それでも88分、この試合で初めてのCKを獲得すると、ファン・マタが蹴ったボールをドログバが頭で合わせて同点に追いついた。値千金のゴールを決めたドログバは「これが“最後のチャンス”だと思っていた」と振り返る。ただ、ダヴィド・ルイスは得点を確信していたようで、試合後に「ここで絶対にゴールが入ると思っていた!」とドログバに明かしたそうだ。土壇場で追いついたチェルシーは延長戦、PK戦を制し、チャンピオンズリーグ初優勝を果たしている。
この得点に結び付くCKを獲得したのが、現在は日本でプレーするフェルナンド・トーレスだ。トーレスとの思い出について聞くと、「今、思い出しても鳥肌が立つ」というエピソードを明かしてくれた。
「チャンピオンズリーグ初優勝をみんなで祝い、彼と抱き合った時には特別な想いがありました。トーレスは2011年の冬にチェルシーにやってきたのですが、なかなか適応できずに辛い時期を過ごしていました。準決勝でバルセロナと対戦し、トーレスはゴールを決めたのですが、『お前がこの試合を決めるんだ!』と言葉をかけていたんです。それまでは自分にとってもトーレスにとっても辛いシーズンでした。ストライカー同士にしか理解し合えないこともあります。チャンピオンズリーグ優勝をトーレスと一緒に共有できたことは特別な思い出です」
チャンピオンズリーグ優勝は在籍時代「一番の思い出」だと話す。「それまで準決勝で3回、決勝で1回負けていたので、チャンピオンズリーグ制覇は悲願でした。クラブ、ファンにとって特別な瞬間でしたね」と振り返った。
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By 三島大輔
サッカーキング編集部