クロップ監督、大逆転に喜びを爆発「これまでに見たことない試合」

　チャンピオンズリーグ・準決勝セカンドレグが7日に行われ、バルセロナを4－0で下したリヴァプールが2戦合計4－3で2シーズン連続となる決勝進出を決めた。リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督のコメントをイギリスメディア『スカイスポーツ』が7日に伝えている。

　ファーストレグで0－3の敗北を喫し、崖っぷちの状況でリヴァプールはセカンドレグに臨んだ。7分にベルギー人FWディヴォック・オリジが先制点を挙げると、54分と56分にジョルジニオ・ワイナルドゥムが2ゴールを挙げて2戦合計で同点に追いつく。その後も攻撃の手を緩めなかったリヴァプールは79分にオリジのゴールで遂に逆転に成功した。試合はこのまま終了し、リヴァプールは大逆転を収めてファイナル行きの切符を掴み取っている。

　クロップ監督は試合を振り返って以下のようにコメント。選手たちのパフォーマンスを褒め称えるともに、自身の喜びを爆発させた。

「試合全体を通して、選手たちは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。本当にとてつもないパフォーマンスだったよ。私は人生において数多くのフットボールの試合を見てきたが、このような試合は思い出せないね」

「今日の試合に勝利することだけでも難しいのに、無失点で勝つことができた。選手たちが何をしたのか理解できないよ。試合後、ジェイムズ・ミルナーが泣いているのが目に入った。彼の涙は我々チーム全員の感情を表している」

「このような特別な雰囲気を作り出すことは重要なことだ。本当に信じられないよ。私は（英語の）ネイティブではないから、どのような言葉がこの状況に適しているのかわからないね」