PSGのヴェラッティとバイエルンのゴレツカ [写真]=Getty Images
異例続きだった2019-20シーズンの欧州サッカー。その終わりを告げるチャンピオンズリーグ・ファイナルが8月23日に開催される。
特別なシーズンに頂点をかけて激突するのは、初優勝を目指すパリ・サンジェルマンと、7年ぶり6回目の優勝を狙うバイエルン。そこで、両クラブの戦力をポジションごとに整理・比較し、キーマンを挙げながら紹介する。今回はミッドフィルダー編。
◆パリ・サンジェルマン
《MF招集リスト》
※カッコ内は今季CLでの成績
6 マルコ・ヴェラッティ(8試合・0ゴール0アシスト)
8 レアンドロ・パレデス(5試合・0ゴール0アシスト)
11 アンヘル・ディ・マリア(8試合・3ゴール7アシスト)
19 パブロ・サラビア(9試合・2ゴール2アシスト)
21 アンデル・エレーラ(5試合・0ゴール0アシスト)
23 ユリアン・ドラクスラー(4試合・0ゴール0アシスト)
27 イドリッサ・ゲイェ(7試合・0ゴール1アシスト)
34 ケイズ・ルイス・アティル(1試合・0ゴール0アシスト)
《キーマン》
マルコ・ヴェラッティ
準決勝のライプツィヒ戦終盤にケガからの復帰を果たしたばかりだが、決勝ではスタメン出場も見込まれている。前線の3枚(ネイマール、エンバペ、ディ・マリア)は対バイエルンでも違いを作ることのできる存在であり、展開力に優れるヴェラッティがどれだけ質の高いボールを供給できるかがカギを握りそうだ。
《スカッド総合力》※S・A・B・Cの4段階評価
『A』
マルキーニョス(登録はDF)をアンカーに置いた中盤はバランスが良く、ライプツィヒ戦ではインサイドハーフに入ったパレデスが効果的な縦パスを供給して攻撃に厚みを出していた。たとえヴェラッティを先発で起用できないとしても、パレデスの存在は指揮官にとって頼もしいはずだ。
どうしてもゴールがほしい場面でドラクスラーやサラビアといったアタッカーを起用できるのも強みであり、ドイツ王者相手の大一番でも攻めの姿勢を貫くことがポイントとなるだろう。
◆バイエルン
《MF招集リスト》
※カッコ内は今季CLでの成績
6 チアゴ・アルカンタラ(9試合・0ゴール2アシスト)
8 ハビ・マルティネス(7試合・0ゴール0アシスト)
10 フィリペ・コウチーニョ(10試合・3ゴール3アシスト)
11 ミケール・キュイザンス(0試合)
18 レオン・ゴレツカ(7試合・1ゴール1アシスト)
24 コランタン・トリッソ(9試合・3ゴール3アシスト)
32 ジョシュア・キミッヒ(10試合・2ゴール2アシスト)
34 オリヴァー・バティスタ・マイアー(0試合)
40 マリク・ティルマン(0試合)
42 ジャマル・ミュージラ(0試合)
《キーマン》
レオン・ゴレツカ
バイエルンで2年目を過ごすゴレツカは、コロナウイルスによる中断期間中のトレーニングでスピードとスタミナの向上に成功。再開後はハイパフォーマンスを維持し、ダブルボランチの一角として攻守両面で不可欠な存在となっている。右サイドバックのベンジャマン・パヴァールが復帰したことで、決勝ではキミッヒが中盤で起用されるとの見方もあるが、いずれにしても進化を遂げたゴレツカは不動だろう。
《スカッド総合力》※S・A・B・Cの4段階評価
『S』
決勝でどのような組み合わせになるかは蓋を開けてみなければわからないが、低い位置からゲームメイクができるチアゴ、攻守にハードワークができるゴレツカとキミッヒと、ダブルボランチは誰が出ても隙がない。
さらには経験豊富なハビ・マルティネスや、攻撃に転じたいときの切り札としてコウチーニョも控える。トップ下のトーマス・ミュラー(登録はFW)を含めて、バイエルンの中盤は盤石だ。
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By サッカーキング編集部
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