3得点快勝でCL全勝も慢心せず…ペップ「もっとゴールを決められた」

　マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、3－0で勝利したチャンピオンズリーグ（CL）・グループステージ第3節のオリンピアコス戦を振り返った。イギリスメディア『スカイスポーツ』が4日に伝えている。

　試合は12分にスペイン代表FWフェラン・トーレスがドリブル突破からゴールを沈め、マンチェスター・Cが先制する。後半にはブラジル代表FWガブリエル・ジェズスの強烈な右足シュートとポルトガル代表DFジョアン・カンセロのミドルシュートがネットを揺らし、合計3得点を奪ってマンチェスター・Cが快勝した。

　試合を総括したグアルディオラ監督は以下のようにコメント。ここまでCLのグループステージで3戦全勝を記録し、この日も3ゴールを挙げたが、チームにはゴール前でのクオリティが足りていないと主張した。

「もっともっとゴールを決めるチャンスがあったが、それらを逃してしまった。1－0の段階でゲームはオープンになっていて、相手もチャンスを作っていた。しかし、2得点目を奪った時にゲームは終わった。前半は素晴らしかったと思う。ラストパスとシュートは完璧ではなかったが、試合を通して考えると前半とラスト15分は本当に良かった」

　また、グアルディオラ監督は負傷による離脱から復帰を果たしたG・ジェズスについて、「もちろん、彼の復帰はチームにとって重要だった。特に、今日の試合でストライカーが見事なゴールを決めたことは良いニュースだ。試合結果だけでなく、ガブリエルが戻ってきてくれたことも喜ばしく思っている」とコメントした。さらに、ストライカー不在時にその穴を埋め、この日もセンターフォワードに入ったF・トーレスにも言及。「彼も本当に良いプレーをしてくれた。見事なゴールだったよ。彼はボールを持っていても持っていなくてもよく動いていた。彼は成長しているし、既に多くのゴールを挙げている。彼のパフォーマンスには満足しているよ」と話した。