対戦相手がベンフィカからPSGに…レアル幹部が再抽選に困惑「非常に理解しがたい」

　レアル・マドリードでインスティテューショナル・リレーションズ・ディレクターを務めるエミリオ・ブトラゲーニョ氏がチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16の組み合わせ抽選に驚きを見せた。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

　日本時間13日20時からCLラウンド16の抽選会が行われ、一度は決まったものの、抽選プロセスに複数のミスがあったとして再抽選に。その結果レアル・マドリードは対戦相手がベンフィカからパリ・サンジェルマン（PSG）に変わった。

　グループを首位で突破したが、対戦相手は一転して2位通過の中でも屈指の強豪クラブとなったレアル・マドリード。ブトラゲーニョ氏は抽選後、「このイベントを見ていた何百万人のファンやフットボール界のことを考えても、驚くべきことで、残念なことで、非常に理解しがたいことだった」とコメントした。

　一方で、結果については受け入れ、ベスト8進出に向けて前を向いた。

「我々は、CLがクラブやファンにとってどのような意味を持つのかを踏まえて、情熱を持ってこの大会に臨む。（PSGは）難しい対戦相手で、選手の質も非常に高い。でもチームが素晴らしい2試合をすると確信しているよ。ベスト8のドローの場にもいられるよう願っている」