逆転に向け息巻くインテル [写真]=Getty Images
かつてインテルやトッテナム、バイエルンなどで活躍したユルゲン・クリンスマン氏が古巣インテルにエールを送っている。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
インテルは8日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16セカンドレグでリヴァプールと対戦する。ファーストレグでは2-0で敗れたが、シモーネ・インザーギ監督も「アンフィールドでは可能な限り最高な試合をするつもりだ」と語るなどやる気十分。反撃に向けて息巻いている。
1990-91シーズンのUEFAカップでファーストレグでの2点のビハインドをセカンドレグでハットトリックで逆転に導いた経験のあるクリンスマン氏は「90分間で想像を絶することが起こる可能性はいつだってあるのだから、チャンスは常にある」とコメント。逆転を目指す後輩にエールを送っている。
「リヴァプールが並外れたチームであっても、しょせん彼らだって同じ人間だ。インテルには失うものは何もないし、それは最高のポジションだともいえる。もし彼らが前半に得点でもすれば、自信がつくだろうし、そうすればそのあとは誰にもわからない」
「インテルはファーストレグですべてうまくやった。足りなかったのはゴールだけだ。たとえインテルがこのラウンドで敗退したとしても、この戦い方は残りのシーズンに影響する。彼らはライオンのように戦う必要があるし、そのままセリエAの相手も倒し続けるという情熱につなげてほしい」
By サッカーキング編集部
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