敗戦直後の愚行…マンU、アトレティコ指揮官に物を投げつけたファンを特定へ

　マンチェスター・Uが、15日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16・セカンドレグのアトレティコ・マドリード戦での出来事を調査するようだ。16日に大手メディア『ESPN』が伝えた。

　本拠地『オールド・トラッフォード』にアトレティコ・マドリードを迎えたマンチェスター・Uは、41分に相手の先制点を許して0－1で敗戦。2戦合計スコア1－2となり、ベスト16で姿を消した。

　同試合で問題となっているのは、試合終了直後のシーンだ。アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督がドレッシングルームに向かって走り出すと、一部の観客が同監督に対し、飲み物が入ったコップなどを投げつけた。

　情報筋が『ESPN』に語ったところによると、マンチェスター・Uは調査を開始して、シメオネ監督に物を投げつけたとサポーターを特定へ。その後、処分を下すかどうかを決めるという。

　また、欧州サッカー連盟（UEFA）の懲戒機関も今回の事件を認知している模様。マンチェスター・Uへの制裁が必要かどうかを決定する前に、報告書を待っているようだ。

　なお、シメオネ監督は試合後、「私は嬉しかったから走った。ドレッシングルームで楽しむのが好きなんだ。だから、何が起こったのか分からない」とコメント。自身に向けて物が投げつけられたことに気が付かなかったと主張している。