ビジャレアルのパウ・トーレスが27日、リヴァプールに0-2で敗れたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグを振り返り、次戦に向けて楽観的な姿勢を示した。
ビジャレアルは序盤から自陣ボックス近辺に「4-4-2」のブロックを敷いてリヴァプールの攻撃を凌いでいたが、推進力のあるサムエル・チュクウェゼとアルノー・ダンジュマに思うような形でボールが入らず、得点機を作り出すことができなかった。そして後半の立ち上がりに不運なオウンゴールで先制を許すと、立て続けにゴールを奪われ、試合は終了。セカンドレグでは最低でも2点差をつけて勝利しなければならない状況に追い込まれた。
試合後、『BT Sports』のインタビューに応じたトーレスは、「前半はうまく対応できたけど、後半は少し圧倒されてしまった。先制されることは想定していたけど、ミュンヘンのときのように対処するつもりだった」と語り、「縦へのダイレクトなプレーでプレッシャーを和らげるつもりだったけど、前線の選手との連携に失敗した」と振り返った。
また、2点のビハインドを負ってセカンドレグを迎えることになったが、トーレスは「自信はある。来週、最初の10分で得点を奪うことができれば、再びタイに戻せる。まだまだ準決勝は残っているからね」と主張。「来週は異なる展開になると、ファンには伝えたい。バイエルン戦では全く違う展開になることを証明した。僕らはまだ勝てると思っている。可能性はあるんだ」と述べ、自信を失っていないことをこ強調した。
ビジャレアルの本拠地で行われるセカンドレグは、5月4日28時にキックオフを迎える。
By サッカーキング編集部
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