女子CLを制したオリンピック・リヨン [写真]=Getty Images
女子チャンピオンズリーグ(WCL)決勝が21日に行われ、バルセロナ・フェメニとオリンピック・リヨンが対戦した。
大会連覇を狙うバルセロナ・フェメニは、今シーズンのプリメーラ・イベルドローラ(スペイン女子1部)を30戦全勝で制しており、リーグ戦に続く2冠を目指す。対するリヨンは2シーズンぶり8回目のWCL優勝を目指しての戦いとなった。
試合の均衡が破れたのは6分、中盤でボールをキープしたリヨンのアマンディーヌ・アンリが右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右上隅に突き刺さり、リヨンが先制に成功した。
この先制ゴールで勢いに乗ったリヨンは23分、左サイドを味方とのパス交換で突破したセルマ・バシャが精度の高いクロスを供給すると、ファーサイドでアーダ・ヘーゲルベルグが頭で合わせ、追加点を奪う。33分にはバルセロナ・フェメニのペナルティエリア内でのクリアミスからカタリナ・マカリオが決め、リヨンが前半だけでリードを3点に広げた。
3点ビハインドを負ったバルセロナ・フェメニは41分、右サイドのキャロライン・グラハム・ハンセンのクロスを、走り込んできたFIFA年間女子最優秀選手アレクシア・プテジャスがダイレクトボレーで沈め、1点を返した。
後半は2点を追うバルセロナ・フェミニがボール保持率を高めリヨンのゴールに迫っていくも、リヨンの粘り強い守備対応に手を焼き得点を奪うことはできない。リヨンもカウンターから度々バルセロナ・フェメニゴールを脅かすも追加点を奪うことはできずに時間が進む。
試合はそのまま終了し、リードを守り切ったリヨンが史上最多を更新する8度目の優勝を果たした。
【スコア】
バルセロナ・フェメニ 1-3 オリンピック・リヨン
【得点者】
0-1 6分 アマンディーヌ・アンリ(オリンピック・リヨン)
0-2 23分 アーダ・ヘーゲルベルグ(オリンピック・リヨン)
0-3 33分 カタリナ・マカリオ(オリンピック・リヨン)
1-3 41分 アレクシア・プテジャス(バルセロナ・フェミニ)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト