5季ぶりのCL本戦…ポステコグルー監督が“王者”レアル戦に向けて胸中明かす「ご褒美だ」

　セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、6日に行われるチャンピオンズリーグ（CL）・グループF開幕節レアル・マドリード戦に向けて意気込みを語った。5日、クラブ公式サイトが伝えている。

　昨シーズンのスコティッシュ・プレミアシップで、“宿敵”レンジャーズから王座を奪還したセルティック。2017－18シーズン以来となるCL本戦でセルティックはグループFに入り、レアル・マドリード、ライプツィヒ、シャフタール・ドネツクと同居した。そして6日、セルティックは『セルティック・パーク（本拠地）』にレアル・マドリードを迎えて、CLでの戦いをスタートさせる。

　昨季、就任1年目ながらセルティックを通算52度目のリーグ優勝に導いたポステコグルー監督。2年目となる今季、世界最高峰の舞台でレアル・マドリードと対戦することについて、同指揮官は「昨年の素晴らしいシーズンに対するご褒美だ。このクラブの全員が力を尽くした結果、この大会でプレーし、最高の相手に挑戦することができる」と喜び。続けて「サッカー選手ないしスポーツ選手であれば、可能な限り高いレベルで自分を試したいもの。クラブサッカーにおいて、この大会が最高峰だ」と胸中を明かしている。

　また、ポステコグルー監督は「自分たちにできることは、“勝つ自信を持つ”ということではなく、パフォーマンスをコントロールすること。どんな時でも、確かな方法で試合に臨み、ベストを尽くしたいだけ。これまでのすべての試合でやってきたことだ。昨年もそうだったし、明日の夜もそうしようと思っている」と昨季CL王者との一戦に向けて意気込みを示した。

　さらに、これまで築き上げたスタイルを貫くことの重要性を説いたポステコグルー監督は「自分たちのサッカーをすること、最高のチームになること。それが、良いパフォーマンス、強いパフォーマンスを生み出すことに繋がる。『トップクラスのチームと対戦するのだから、まずはパフォーマンスを発揮したい』ということを考えなければならない。勝ち負けやその他の結果を気にしても意味がないんだ」と自身の哲学を口にしている。