ロイスは先制弾でドルトムントの快勝に貢献 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループG第1節が6日に行われ、ドルトムント(ドイツ)とコペンハーゲン(デンマーク)が対戦した。
今シーズンも“欧州最高峰の戦い”が始まった。昨季のブンデスリーガを2位で終えたドルトムントは、CLの開幕戦で昨季のデンマーク王者をホームに迎える。スターティングメンバーには、ニクラス・ズーレ、トルガン・アザール、マルコ・ロイスらが並び、前線にはアントニー・モデストが入った。
試合はキックオフ直後、アウェイチームがファーストシュートを放つ。開始20秒過ぎ、左サイドからのクロスボールをペナルティエリア内でキープ。こぼれ球に反応したゼカがダイレクトで強烈な一撃を放つも、シュートはわずかにゴール左へ。対するドルトムントは22分にアクシデント。アザールが接触プレーで足首を負傷し、プレー続行が不可能に。前半で交代を余儀なくされ、ジョバンニ・レイナがピッチに送り出された。
均衡が破れたのは35分。ニクラス・ズーレが最終ラインから持ち運んで右に展開すると、ユリアン・ブラントが相手の門を通す斜めのパスを入れる。反応したマルコ・ロイスはドリブルから対峙するDFを抜き去り、左足でネットを揺らした。
42分にはドルトムントが追加点を奪取。敵陣でルーズボールを拾ったラファエル・ゲレイロが左のスペースへパスを送ると、途中出場のレイナはGKを引きつけてマイナスへ折り返し。最後はゲレイロが無人のゴールに流し込み、ドルトムントがリードを広げた。前半はこのままドルトムントの2点リードで終了する。
後半もドルトムントが主導権を握って攻撃を続けるが、なかなか決定的な3点目を決めることはできない。それでも83分、自陣高い位置でボールを奪うとショートカウンターを発動。細かいパス回しから右サイドへ広げ、最後はクロスボールをジュード・ベリンガムが押し込んだ。
89分にドルトムントは1点を返されるも、VARでコペンハーゲンのオフサイドと判定され、ゴールは認めれず。試合はこのままタイムアップ。ドルトムントがホームで完勝し、CL白星スタートを飾っている。
次節は15日に行われ、ドルトムントは敵地でマンチェスター・C(イングランド)と対戦する。一方、コペンハーゲンはホームにセビージャを迎える予定だ。
【得点者】
1-0 35分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
2-0 42分 ラファエル・ゲレイロ(ドルトムント)
3-0 83分 ジュード・ベリンガム(ドルトムント)
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By サッカーキング編集部
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