敵地でセビージャに快勝したドルトムント [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループG第3節が5日に行われ、セビージャ(スペイン)とドルトムント(ドイツ)が対戦した。
今季はリーグ戦とCLでともに不調を見せるセビージャ。この試合で結果が得られなければ、フレン・ロペテギ監督が解任されるとの報道も高まっているなか、この日はケガから戻ってきたスソが約11カ月ぶりに先発へ復帰した。一方、前節はマンチェスター・Cに逆転負けを喫したドルトムントは、19歳のジュード・ベリンガムが腕章を巻いて今大会2勝目を目指して臨んだ。
試合は開始早々に動きを見せる。6分、ドルトムントはボールを左サイドへ展開すると、攻め上がったラファエル・ゲレイロが自らゴールを狙う。左足のミドルシュートはサイドネットへと突き刺さり、幸先良くアウェイチームが先制した。対するセビージャはその後、ユセフ・エン・ネシリが2度の決定機を迎えるも決めきれず、追いつくことはできない。
するとドルトムントは41分、左サイドの攻撃からベリンガムが抜け出すと、キックフェイントでDFを見事に交わしてそのままゴール。追加点を奪うと、さらに43分には、ユスファ・ムココのシュートのこぼれ球をカリム・アデイェミが決めて、さらにリードを広げて前半を終えることとなった。
意地を見せたいセビージャは後半開始から2枚替えを行うと、51分にCKをエン・ネシリがヘッドで合わせてまずは1点を返す。これで一気に息を吹き返すと、立て続けにドルトムントゴールを脅かすものの2点目を奪うことはできず。するとドルトムントは75分、カウンターからムココのクロスをユリアン・ブラントが頭で合わせ、勝負を決定づける4点目を手にした。
試合はこのまま終了。ドルトムントは敵地での快勝で今大会2勝目を手にした。一方のセビージャは試合後、解任が見込まれるロペテギ監督の功績を称えるコールがスタジアムから沸き起こり、指揮官がスタンドに拍手で応える一幕も。指揮官交代は決定的なものとなった。
次節は11日に行われ、ドルトムントが本拠地にセビージャを迎える。
【得点者】
0-1 6分 ラファエル・ゲレイロ(ドルトムント)
0-2 41分 ジュード・ベリンガム(ドルトムント)
0-3 43分 カリム・アデイェミ(ドルトムント)
1-3 51分 ユセフ・エン・ネシリ(セビージャ)
1-4 75分 ユリアン・ブラント(ドルトムント)
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By サッカーキング編集部
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