ジェコは2ゴールの活躍 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ・グループC第5節が26日に行われ、インテル(イタリア)がヴィクトリア・プルゼニ(チェコ)と対戦した。
今季のCL、インテルはホームで行われた開幕戦のバイエルン(ドイツ)戦を0-2で落とし、黒星発進となっていた。それでも、続くヴィクトリア・プルゼニとの一戦を2-0で制すると、迎えた第3節のバルセロナ(スペイン)戦ではハカン・チャルハノールのゴールで1-0と勝利。連勝を飾っていた。第4節のバルセロナとの“リターンマッチ”では、互いに3点ずつを奪う激闘の末に勝ち点「1」を持ち帰ることに成功。バルセロナとの連戦を1勝1分で終えたことで、今節のヴィクトリア・プルゼニ戦で勝利すれば、他会場の結果を待たずに2位以上を決められる。2シーズン連続の決勝トーナメント進出へ、“大一番”と称しても差し支えない一戦だ。
直近のセリエA第11節フィオレンティーナ戦(◯4-3)から、インテルはスターティングメンバーを3名変更。アレッサンドロ・バストーニ、デンゼル・ダンフリース、エディン・ジェコが先発に復帰した。ミラン・シュクリニアルやラウタロ・マルティネスもスタメンに並んだだけでなく、およそ2カ月の負傷離脱を強いられていたロメル・ルカクはこの試合で久々のメンバー入り。ベンチから出番を待つ。
試合は序盤からインテルが主導権を握り、敵陣に押し込み続ける展開に。23分にはペナルティエリア手前で細かくボールを繋ぐと、ジェコのパスに反応したフェデリコ・ディマルコが左足でシュート。この一撃はGKに阻まれたものの、セカンドボールを拾ったインテルは2次攻撃を繰り出す。L・マルティネスが左に展開すると、駆け上がってきたバストーニがクロスボールを供給し、最後はヘンリク・ムヒタリアンが頭で狙った。しかし、再びGKインドジフ・スタニェクの好セーブに防がれている。
29分にもインテルがビッグチャンスを作り出す。L・マルティネスとのワンツーで抜け出したムヒタリアンがGKと1対1のチャンスを迎えたが、GKスタニェクが再びビッグセーブを見せた。それでも35分、バストーニがディマルコとのワンツーで左タッチライン際を駆け上がり、深い位置からクロスボールを送る。ファーサイドでフリーになっていたムヒタリアンがヘディングシュートを沈め、インテルが先手を取った。
42分には再びインテル。ニコロ・バレッラからのサイドチェンジを受けたディマルコがペナルティエリア左に侵入すると、ファーストコントロールをピタリと収めて中央へ折り返す。最後はジェコが押し込み、リードを広げてハーフタイムに突入した。
後半に入っても試合の様相は変わらず、インテルが攻撃を続ける展開に。ムヒタリアン、L・マルティネス、ジェコと次々ゴールを脅かす場面を作ったが、決定的な3点目を奪うには至らない。それでも攻撃の手を緩めずにいると、66分に“その時”がやって来た。バレッラのパスをボックス内で収めたL・マルティネスが横に繋ぐと、ジェコが左足ダイレクトで流し込む。勝利を大きく手繰り寄せる追加点を挙げた。
83分には観客の大声援を背に、ルカクが2カ月ぶりに公式戦のピッチに立った。すると87分にはそのルカクが大仕事。ペナルティエリア手前でボールを引き出すと、力強いキープからホアキン・コレアに預ける。折り返しをボックス内で受けると、左足でゴールネットを揺らした。
試合はこのままタイプアップ。ホームで快勝したインテルは2シーズン連続で決勝トーナメントの舞台に駒を進めることが決まった。一方、残る1枠をインテルと争っていたバルセロナは、バイエルンとの“決戦”を前に2シーズン連続のグループステージ敗退が決定。なお、敗れたヴィクトリア・プルゼニは最下位で大会を去ることとなった。
次節は11月1日に行われ、インテルは敵地でバイエルンと対戦する。一方、ヴィクトリア・プルゼニはホームにバルセロナを迎える予定だ。
【スコア】
インテル 4-0 ヴィクトリア・プルゼニ
【得点者】
1-0 35分 ヘンリク・ムヒタリアン(インテル)
2-0 42分 エディン・ジェコ(インテル)
3-0 66分 エディン・ジェコ(インテル)
4-0 87分 ロメル・ルカク(インテル)
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By サッカーキング編集部
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