フランクフルト戦では2戦3発で勝利に貢献したオシムヘン [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)セカンドレグが15日に行われ、ナポリがフランクフルトを3-0で下した。フランクフルトの本拠地で行われたファーストレグを2-0で制していたナポリは、これで2戦合計スコアを5-0とし、クラブ史上初の準々決勝進出が決定。試合後、UEFAの公式HPがセカンドレグで2得点を挙げたナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンのコメントを伝えた。
試合は前半アディショナルタイム、右サイド深い位置でイタリア代表FWマッテオ・ポリターノが利き足とは逆の右足でクロスボールを送ると、ペナルティエリア内でフリーになったオシムヘンが高いジャンプからヘディングシュートを沈めた。後半の立ち上がりにはイタリア代表DFジョバンニ・ディ・ロレンツォの折り返しをオシムヘンが押し込んで追加点。62分にはポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキがPKを決めた。試合はこのままタイムアップを迎え、2試合ともに“完勝”を飾ったナポリが準々決勝行きの切符を掴み取っていた。
試合後、オシムヘンは「素晴らしく、最高の気分だ。この偉大な勝利でクラブの歴史に名を刻むことができた。非常に重要な勝利だったし、とても良いパフォーマンスだったと思う。まずはチーム全員を祝福したい」と、クラブ史上初のCLベスト8入りを喜んだ。さらに、1点目のシーンについて聞かれると「ポリターノのことをよくわかっているから生まれたゴールだ」とコメント。「彼が開いた位置で右足でボールを持った時、常にクロスボールを上げるタイミングを探してくれている。トレーニングでも何度も擦り合わせた形だ」と解説した。
加えて、62分にナポリがPKを獲得したシーンにも言及。オシムヘンは普段キッカーを務めているわけではないものの、実質突破が決まっている状況で、ハットトリックを狙うチャンスでもあった。だが、オシムヘンは「PKのシーンでは、(PKを)貰った張本人のジエリンスキが『蹴ってもいいか?』って聞いてきたんだ。僕は『もちろん』と答えたよ。第一に僕はチームプレイヤーだ。チームが成功を収められるなら、誰が点を取ったって構わないと思っている」と話し、個人の記録よりも重要視すべきことがあると主張した。
セリエAで首位を独走しているだけでなく、CLでも未知の領域まで駒を進めたナポリ。ベスト8の中にはミラン、インテルも残っており、2005-06シーズン以来となる“イタリア勢”3チームが揃っての準々決勝進出となった。クラブの歴史に名を刻み、決して優勝も不可能ではないところまで勝ち進んできたこと受け、オシムヘンは次のように今後を見据えた。
「今のナポリなら何だってできる。夢を叶えるためのスカッド、選手たちが揃っているんだ。もちろん、常に言っているようにナポリは1歩ずつ進んでいかなければならない。だが、シーズンが終わった時にどうなっているのかが楽しみだ」
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By サッカーキング編集部
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