得点王のハーランド(左)とアシスト王のデ・ブライネ(右) [写真]=Getty Images
2022-23シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)全日程が終了し、マンチェスター・Cが初優勝を果たした。
今季のCL決勝戦は10日に行われ、マンチェスター・Cとインテルが対戦。試合は序盤からマンチェスター・Cがボールを握りながらもインテルの守備を崩せない時間が続く。後半に入ると徐々にインテルがチャンスを作り出したものの、均衡を破ったのはマンチェスター・C。ボールを持ち運んだマヌエル・アカンジのスルーパスから、ペナルティエリア右の深い位置に侵入したベルナルド・シルヴァが折り返しを狙う。相手に当たってこぼれたボールを拾ったロドリが、右足で狙い澄ました一撃を沈めた。失点後のインテルはフェデリコ・ディマルコやロメル・ルカクがチャンスを迎えたものの決め切れず、試合はこのままタイムアップ。この結果、マンチェスター・Cがクラブ史上初の欧州制覇を成し遂げるとともに、プレミアリーグ、FAカップに続く“トレブル”を達成した。
そして、決勝戦を終えて今季の得点王も決定。得点王にはマンチェスター・C所属のアーリング・ハーランドが輝いた。今季のゴール数は「13」となっている。ハーランドはグループG第1節のセビージャ戦から3試合連続の計5ゴールを記録。決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)セカンドレグのライプツィヒ戦では圧巻の5ゴールを挙げ、7-0での大勝に貢献。準々決勝のバイエルン戦ではファーストレグ、セカンドレグともにゴールを叩き込んだ。
ハーランドに次ぐ得点ランキングの2位にはリヴァプール所属のモハメド・サラーがランクイン。サラーはグループA第2節アヤックス戦から6試合連続合計8ゴールを挙げた。3位にはレアル・マドリードのヴィニシウス・ジュニオールとパリ・サンジェルマン(PSG)のキリアン・エンバぺが入っている。
また、今季のアシスト王は同じくマンチェスター・Cのケヴィン・デ・ブライネが勝ち獲った。デ・ブライネは準決勝セカンドレグのレアル・マドリード戦で4-0の大勝に繋がる2アシストを記録。決勝戦は前半で無念の負傷交代となったが、マンチェスター・Cの“エース”として優勝したチームを支えた。
デ・ブライネに続くアシストランキングの2位には、レアル・マドリードのヴィニシウスが入った。ヴィニシウスはゴール数とアシスト数を併せて13ゴールに直接関与する活躍を見せた。
今季のCL得点ランキング、アシストランキングは下記の通り。
■得点ランキング
※5位まで記載
▼1位:12ゴール
アーリング・ハーランド(マンチェスター・C/ノルウェー代表)
▼2位:8ゴール
モハメド・サラー(リヴァプール/エジプト代表)
▼3位タイ:7ゴール
ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード/ブラジル代表)
キリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン/フランス代表)
▼5位:6ゴール
ジョアン・マリオ(ベンフィカ/ポルトガル代表)
■アシストランキング
※3位まで記載
▼1位:7アシスト
ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C/ベルギー代表)
▼2位:6アシスト
ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード/ブラジル代表)
▼3位:5アシスト
ジョアン・カンセロ(マンチェスター・C&バイエルン/ポルトガル代表)
フェデリコ・ディマルコ(インテル/イタリア代表)
By サッカーキング編集部
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