フェラン・トーレスの決勝ゴールでバルサがCL2連勝 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループH第2節が4日に行われ、バルセロナ(スペイン)とポルト(ポルトガル)が対戦した。
バルセロナは9月19日に今季のCL初陣でロイヤル・アントワープ(ベルギー)をホームに迎え、5-0と圧巻のゴールショーを披露。3シーズンぶりの決勝トーナメント進出に向けて幸先の良いスタートを切った。その後のラ・リーガでも2勝1分と公式戦無敗をキープし、グループ内最大のライバルと目されるポルトとの一戦に臨む。ポルトはCL開幕節のシャフタール(ウクライナ)戦を3-1で制しただけでなく、プリメイラ・リーガでも無敗を維持していたが、直近の第7節では“宿敵”ベンフィカとのアウェイゲームを0-1で落とした。本拠地『エスタディオ・ド・ドラゴン』で、スペインの強豪を“喰らう”ことができるだろうか。
バルセロナはロナルド・アラウホ、ガビ、ロベルト・レヴァンドフスキなど、負傷中のペドリを除くベストなメンバーが先発として送り出された。一方、ポルトもステファン・ユースタキオ、メフディ・タレミ、ウェンデルソン・ガレノらがスターティングメンバーに並んでいる。
試合は立ち上がりからバルセロナがボールを握ってゴールに迫る場面を増やす。23分にペナルティエリア手前でのルーズボールに反応したジョアン・フェリックスが思い切り良く右足を振り抜いたが、ここはGKディオゴ・コスタの好セーブに阻まれた。
その後はなかなか決定的な場面を作るには至らず、このままハーフタイム突入かと思われた前半アディショナルタイム、バルセロナが試合を動かす。ピッチ中央付近で相手のバックパスが短くなったところを見逃さなかったイルカイ・ギュンドアンがスペースを持ち運び、背後のスペースへスルーパスを送ると、抜け出したフェラン・トーレスが左足でゴールネットを揺らした。バルセロナが1点をリードして前半は終了している。
後半に入るとポルトが数多くのチャンスを構築。46分に右サイドを駆け上がったジョアン・マリオが強烈なミドルシュートを放つも、シュートは枠を捉えきれない。53分には自陣でボールを持ったタレミが敵陣背後のスペースへスルーパスを送ると、抜け出したペペーがビッグチャンスを迎える。だが、背後から全速力で戻ってきたジュール・クンデのタックルでフィニッシュまで持ち込むことはできなかった。
時間が経過してもポルトのチャンスは続く。65分には左サイド開いた位置でボールを受けたガレノがスルーパスを通すと、内側から飛び出したウェンデルがダイレクト狙ったが、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンに阻まれる。67分にはボックス内で浮き球のボールを胸トラップしたタレミが強引に右足を振ったものの、シュートはGKテア・シュテーゲンにキャッチされた。
終盤に入ってもポルトが数多くのシュートシーンを作りながら、バルセロナもGKテア・シュテーゲンを中心に集中を切らさない。77分にはジョアン・カンセロのハンドによりポルトにPKが与えられたが、オンフィールドレビュー(OFR)によって先にユースタキオのハンドが確認され、PKは取り消しに。83分にはゴール前で前を向いたペペーからの浮き球パスを、タレミがオーバーヘッドで叩き込んだが、ここはオフサイドのため得点は認められなかった。
後半アディショナルタイムにはガビがこの日2枚目のイエローカードで退場処分となったが、バルセロナは最後まで失点を許さず、試合はこのままタイムアップ。バルセロナは前半終了間際に挙げたF・トーレスのゴールを守り切り、CLの舞台で2連勝を飾った。一方のポルトはホームの大声援を背に後半は攻め続けたものの、最後まで1点が遠く、今季ホームで開催された公式戦では初黒星を喫している。
次節のCLは10月25日に行われる。バルセロナはホームでシャフタールと、ポルトは敵地でロイヤル・アントワープと、それぞれ対戦する。
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By サッカーキング編集部
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