インテルを率いるシモーネ・インザーギ監督 [写真]=Getty Images
インテルを率いるシモーネ・インザーギ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)敗退の落胆を口にした。13日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
CL・ラウンド16セカンドレグが現地時間13日に行われ、インテルはアトレティコ・マドリードと対戦した。本拠地でのファーストレグを1-0で終え、アドバンテージを手に敵地『シビタス・メトロポリターノ』に乗り込んだインテルは、33分にフェデリコ・ディマルコの得点で先制に成功。しかし、僅か2分後に同点ゴールを許すと、87分には痛恨の追加点を献上。その後のPK戦を2-3で落とし、2シーズン連続のベスト8進出を逃した。
昨シーズンのCLでは決勝戦でマンチェスター・シティに0-1で惜敗。雪辱を果たすべく臨んだ今大会の戦いは、今シーズン初のアウェイゲーム敗戦という結果と共に道半ばで終焉を迎えた。インザーギ監督は「インテルファミリー全員が落胆しているのは明らかだ。それでも、このCLで自分たちがやって来たことを誇りに思わなければならない」とコメント。その上で次のように試合内容を振り返った。
「後半はもっと上手くやるべきだったし、延長戦ではよりエネルギーがあったが、残念ながらミスが多すぎた。ディマルコがゴールを決めた後、ゲームは我々の手の内にあるように思われたが、彼ら(アトレティコ・マドリード)はすぐに同点に追い付き、エネルギーと自信を取り戻した。あの局面ではもっと上手く立ち回り、リードを長く保つべきだった」
「我々は負けることに慣れていない。ディマルコのゴールの後、我々は2点をリードしていたのだから、もっと守備を固めるべきだった。このレベルでは些細なことが違いを生み、何事も起こり得る。そのことは我々全員が承知している。選手たちに多くを語ることはできないが、彼らは自分たちがやってきたことを誇りに思うはずだ」
CLでは無念の敗退となったものの、セリエAでは2位ユヴェントスに「16」ポイント差をつけ首位を快走中。今後も3シーズンぶりのスクデット獲得を目指す戦いが続く。
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By サッカーキング編集部
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