「JUST DO IT.賞」を獲得した「たまちゃん」[写真]= NIKE
9月20日、スポーツと音楽が融合したスペシャルイベント「JUST DO IT.夏フェス」が、お台場の特設会場で開催された。ナイキが主催するこのイベントでは、参加者全員が様々なスポーツに挑戦。ナイキ独自の活動単位である“NIKEFUEL”を全員で一定量獲得することで、4人組ロックバンド[Alexandros]のスペシャルライブがスタートする、というものだ。時おり小雨がまじる天候のなか、会場には約3,000人の参加者が集まった。
当日は様々なスポーツ体験が用意された。サーキットトレーニングを採り入れた『フィジカルチャンプ』や、ストリートバスケ仕様の『3 on 3』、そしてフットボールの『WINNER STAYS 激戦上等』も開催。「WINNER STAYS」はGKなし、4対4の変則ルールによるゲームで、今回のイベントには6月開催の「WINNER STAYS 決勝ラウンド」で優勝した初代チャンピオン、「ZAMAGIC」がナイキのデモチームとして参戦し、会場を盛り上げた。
「WINNER STAYS」の会場に集まったのは、普段サッカーやフットサルに打ち込む高校生や大学生、社会人チームなどの多彩な顔触れだ。試合は勝利チームが負けるまでピッチに残り続ける勝ち残り方式で、最も多く連勝を記録したチームには「JUST DO IT.賞」が贈られる。超攻撃的なルールの影響もあり、試合は互いに激しく打ち合う熱戦の連続となった。
そんななか、見事に最多連勝を記録して「JUST DO IT.賞」を獲得したのは「たまちゃん」。6月開催の「WINNER STAYS 決勝ラウンド」には勝ち上がれなかったそうだが、一度このゲームを経験していることもあってか、球際の激しさ、随所に見せる個人技で対戦相手を圧倒した。最終的には32連勝、デモチームの「ZAMAGIC」にも勝利を収め、新たなチャンピオン候補に名乗りを挙げた形だ。
「たまちゃん」は大学の同窓生が集まった社会人チームで、この日は松本良太、本田祐也、大澤健太、和田拓朗の4人で参加。勝因を尋ねると「リスクを冒すプレーを心がけた」(松本)、「戦術は考えなかった。全員ががむしゃらにシュートを狙った結果」(本田)と、個々が攻撃的な姿勢を貫いたことが結果につながったと振り返った。
イベントは最後、参加者全員参加のフィナーレランで“NIKEFUEL”の条件をクリア。すると、会場はスポーツイベントから一転して野外ライブと化し、[Alexandros]の豪快なギターサウンドと観客の大歓声がお台場の夜空に響きわたる。スポーツと音楽の“熱気”がひとつになった「夏フェス」にふさわしい締めくくりだった。