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北海道でフットゴルフジャパンツアー初開催、元Jリーグ戦士2人が参戦

2019.08.27

 一般社団法人日本フットゴルフ協会が主催するフットゴルフジャパンツアー2019の北海道オープンが24日、北海道美唄市のゴルフ5カントリー美唄コースで開催され、一般の部で冨沢和未が10アンダー62で優勝。シニアの部では樫原篤弘が2アンダー70、女子の部では三浦尚子が1アンダー71で勝利した。

 北の大地初のツアー競技を、日本代表経験豊富な冨沢が制した。この日は1番でいきなりボギーを叩いたが、2番でバウンスバックのバーディを奪うと、その後は猛チャージ。前半を5アンダー31で折り返した。後半に入っても勢いは衰えず、10番パー4でイーグル奪取に成功すると11番でもバーディ。そして最終18番もイーグルで締めた。

 またこの大会には、フットゴルフ日本代表にもなった元鹿島アントラーズの阿部敏之に加え、地元北海道出身でブランメル仙台(現・ベガルタ仙台)など21の国と地域のリーグでプレーしている伊藤壇の元Jリーガーもプレーしたが、阿部は1オーバー73の19位タイ、伊藤は2オーバー74で20位とともに上位進出ならず。伊藤は今大会の開催コースでフットゴルフアンバサダーを務めており、ホームコースで日本代表経験組らを迎える形となったが、ほろ苦いジャパンツアーデビューとなった。

 コースは関東などではあまり見ることができない、広大な土地を活用した北海道らしいフラットなレイアウトでフットゴルフ向き。この大会には冨沢ら昨年のモロッコ・ワールドカップでプレーした日本代表メンバーも多くプレーしたが、口々に「W杯のコースに似ていた。国内屈指のフットゴルフコースでプレーできて楽しかった。素晴らしいコンディションを整えていただいたコースの方々に感謝したい」と初の北海道開催を評した。

 なお、同協会では9月14日に第7回Shields Open、同29日に栃木700カップを栃木県さくら市のセブンハンドレッドクラブで行うが、同地では同7日にフットゴルフコースのこけら落としとして「高橋陽一カップ」を実施する。常設コースは「キャプテン翼」原作者の高橋陽一氏がコースを監修したことで、同氏の名前を冠した記念大会を開催。

 問い合わせ、予約は同コースで受付(TEL:028-686-0700、Eメール:entry@700c.jp)しているという

By サッカーキング編集部

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