レンジャーズが公式声明を発表 [写真]=Getty Images
レンジャーズは23日、一部サポーターがセルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧に対する人種差別的な行動を行なった件に関して声明を発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
古橋は今夏にヴィッセル神戸からセルティックに移籍した。8月5日に行われたヨーロッパリーグ(EL)予選のヤブロネツ(チェコ1部)戦で移籍後初先発初ゴールを記録すると、8日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第2節のダンディーFC戦でハットトリックを達成。公式戦7試合で6ゴールをマークする印象的な活躍を見せている。
セルティックの最大のライバルであるレンジャーズの一部サポーターがその古橋に対し、人種差別的な行為を行なった様子が22日にSNS上で出回った。人種差別的な内容の歌を歌い、つり目ポーズをする様子が収められた動画がSNS上で拡散されたことが問題になっていた。これを受け、レンジャーズはスポークスマンを通して警察と協力し調査を開始したと発表していた。
同クラブは公式サイト上に声明を掲載。「関係者を特定し、レンジャーズの全試合への無期限入場禁止措置を取りました。さらに、彼らが所属する、試合を観戦していたRSC(レンジャーズ・サポーターズ・クラブ)は、今後の試合のチケット受け取りを禁止します」と発表した。
なお、古橋は公式SNSを更新し、「I’ll never walk alone #NoToRacism」と差別に反対する姿勢を見せている。
By サッカーキング編集部
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