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『黄金の1年 一流Jリーガー19人が明かす分岐点』が1月27日発売(飯尾篤史著)

2018.02.01

 日本を代表するサッカー選手たちの知られざるストーリーを、サッカーライター飯尾篤史氏が解き明かす著書『黄金の1年 一流Jリーガー19人が明かす分岐点』が1月27日(土)に発売された。

 日本を代表するサッカー選手がすべて順風満帆なキャリアを過ごしてきたわけではない。あの“シーズン”があったからこそ今がある。苦悩、挫折、葛藤、歓喜、感動……。人生に大きな影響を与えた瞬間をどのように迎え、どう過ごし、その経験がどのように今へとつながっているのか。キャリアを左右した分岐点を選手の言葉からたどっていく。

 本著はオムニバスとしても十分に楽しめるが、読み進めるうちにそれぞれの人生が交錯していくことに気づくだろう。そんな仕掛けが施された1冊をぜひ手にとってほしい。

『黄金の1年 一流Jリーガー19人が明かす分岐点』

・2002年の佐藤寿人
 「J2で出られない選手」が築いたストライカーとしての礎
・2003年の阿部勇樹
 恩師オシムと出会い、過ごした濃密な1年
・2004年の田中隼磨
 常勝チームで経験したプロフェッショナルの神髄
・2005年の大久保嘉人
 自信がかげり、プレーが変化した波乱万丈のスペイン時代
・2005年の橋本英郎
 「便利屋」を究めた男、プロキャリア20年の重み
・2006年の青山敏弘
 ミシャに見出され、怒られた幸せな時間
・2006年の中村俊輔
 セルティックでの幸福な日々と、少しの後悔
・2007年の小笠原満男
 オガサが変わって、鹿島も変わった
・2007年の中村憲剛
 代表デビュー、激変した環境の中で…
・2007年の増嶋竜也
 FC東京とU-22代表、2つの挫折と1つの決意
・2008年の大谷秀和
 23歳のキャプテン就任、金髪の若者が変わる時
・2008年の太田宏介
 底辺スタート、2人の恩人、そしてある言葉
・2009年の今野泰幸
 ボランチ失格の通達…センターバックをめぐる葛藤
・2010年の森重真人
 「年間ワーストプレーヤー」甘い自分との決別
・2010年の鄭大世
 失意のヨーロッパ挑戦、「人間ブルドーザー」の過去を捨てて
・2011年の柏木陽介
 運命の福岡戦、“奇跡の一撃”はなぜ生まれたのか?
・2011年の槙野智章
 ケルン2季目の葛藤、欧州挑戦の末に至った境地
・2012年の川又堅碁
 4年間ノーゴール、岡山で取り戻したストライカーの精神
・2013年の岩政大樹
 ベテランのレギュラー落ち、自分自身との孤独な戦い

付録年表
日本サッカー界の歴史/本編に登場するエピソード

■プロフィール
飯尾篤史/Atsushi Iio
1975年生まれ、東京都出身。明治大学を卒業後、日本スポーツ企画出版社に勤務し、『週刊サッカーダイジェスト』の記者を務める。2012年からフリーランスに転身し、ワールドカップをはじめ、国内外のサッカーシーンを中心に精力的な取材活動を続けている。著書に『残心 Jリーガー中村憲剛の挑戦と挫折の1700日』、構成として岡崎慎司『未到 奇跡の一年』、城福浩『Jリーグサッカー監督 プロフェッショナルの思考法』などがある。

■書誌情報
定価:1500円+税
発行:ソル・メディア
発行日:2018年1月25日
仕様:四六判/並製/280頁
ISBN:978-4-905349-36-5

By サッカーキング編集部

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