福岡大学とミズノはスポーツを通した連携を強化するために2018年に連携・協力に関する協定を締結。今回、同大学サッカー部は2020年の暑熱対策に向けてミズノが開発した「クーリングベスト」を導入した。
「クーリングベスト」とは、試合で熱を持った選手の身体をハーフタイム等で効果的に冷ます身体冷却ウェアで、2019年夏から販売されている。身体を冷やすことでリカバリーでき、後半のパフォーマンス低下を抑制する狙いとなる。クーリングベストの着用体感した選手たちからは、その効果の高さに驚いた様子だ。
饗庭瑞生選手(DF)のコメント
◆着用した第一印象は?
着た瞬間すぐに冷やっと感じました。夏は特に必要と思います。
◆これから秋になりますが、ハーフタイム中に着用したいと思いますか?
秋でも日中の試合は暑いので、バテます。 ハーフタイムにベストを着てリカバリーできると、90分通して走り切れそうですし、ここぞという時のあと一歩が出ると思います。また暑さが取れると頭がすっきりするので、ハーフタイム中の監督・コーチからの指示が集中して聞けます。 思考面、体力面両方によいと思います。
井上健太選手(MF)のコメント
◆着用した第一印象は?
火照った身体にすごく気持ちいいです。体に密着してて上半身全体が冷やされているのが分かります。
◆これから秋になりますが、ハーフタイム中に着用したいと思いますか?
ハーフタイム中にどれだけリカバリーできるかはキーポイントだと考えています。特に思考面で落ち着けるかに今はハーフタイム中に容器に入れた氷水へ手をいれて、冷やしています。このベストなら着るだけで上半身全体を冷やせて便利なので、ぜひ着たいと思います。
<クーリングベスト導入理由について、乾監督のコメント>
選手にとって、暑さの中でのパフォーマンスをどうコントロールできるかは課題です。
その中でハーフタイムの過ごし方は非常に大切であり、クールダウンし体を休め、自分を取り戻す時間です。現在のクーリング方法は容器に張った氷水を使ったり、冷やしたタオルを使うなど選手各人によります。ただ、効率面でいろいろと課題を感じていました。
ミズノクーリングベストを導入した理由は、「着るだけで簡単であること」「全員同時に使用できること」「トレーナーやマネージャーがクーリングの準備を短時間で行え、管理もしやすいこと」です。誰でも簡単に効率的に使えることにメリットを感じています。今回サッカー部で導入しますが、良い結果がでれば、同学の他体育会へも紹介していければという考えです。
身体冷却ウエア ミズノ・クーリングベスト(保冷剤セット)
https://www.mizunoshop.net/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=662329
By サッカーキング編集部
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