高円宮記念JFA夢フィールド [写真]=JFA
日本サッカー協会(JFA)は8日、完成した「高円宮記念JFA夢フィールド」の安全を祈念する神事を千葉市の子守神社にて執り行った。
「高円宮記念JFA夢フィールド」はJFAが提唱する「選手育成・代表強化・指導者養成の三位一体+普及」の拠点として、千葉県立幕張海浜公園内に建設され、日本サッカーの継続的な強化と普及を支えていく施設となる。当初は4月上旬に開所する予定だったが、新型コロナウイルスの影響を考慮し、6月を迎えた現在も施設は閉館している。
本来であれば、建設に携わった関係者や地元住人を招いての開所式を行う予定だった。今回は最小限の人数で、施設が堅牢かつ安泰に稼働すること、そして施設利用者がケガや事故なくサッカーに取り組むことを祈念して竣工神事を執り行った。神事には、反町康治技術委員長をはじめ、千葉県サッカー協会、建設に携わった関連企業の関係者が出席。施設は今後、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を十分に講じながら、順次、利用を始めていく予定だ。
神事にあたり、反町委員長は次のようにコメントした。
「コロナ禍により、多くの方をお招きした式とはなりませんでしたが、工事関係の皆様のご出席のもと、本日滞りなく神事を執り行うことができましたこと、とても喜ばしく思います。今後『JFA夢フィールド』は代表活動を中心として、サッカーの振興のために有効活用していきたいと思います」
By サッカーキング編集部
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