ボタフォゴでプレーするエメルソンは古巣の指揮官を批判 [写真]=Getty Images
かつて浦和レッズのゴールハンターとして活躍したエメルソンが、コリンチャンスで指揮を執る元ブラジル代表監督のマノ・メネーゼスを公然と批判した。
3月末にコリンチャンスから期限付き移籍でボタフォゴへ入団したエメルソンは、マノ・メネーゼス監督について、次のように述べた。
「私はマノについてどうしても好きになれなかった。彼の考え方には賛同できないし、お世辞にも優れた人格の持ち主とは言いがたいね。彼とは今後一緒に仕事をしたくない」と確執があったことを認めている。
メネーゼスについては、2月にコリンチャンスからサンパウロへ移籍したアレシャンドレ・パトも「合わない」と述べていたことがあり、同氏は複数のストライカーに嫌われていることが明るみになった。
コリンチャンスでは賃金の支払いに多少の遅配があったエメルソンだが、「ボタフォゴに来てから遅配はない」と経済的な点でもボタフォゴへのレンタル移籍に満足しているようだ。
2000年から2005年までJリーグでプレーしたエメルソンは、日本を離れてからは2つの異なる出生証明書による逮捕やカタール国籍の取得などピッチ外での話題を数多く提供。35歳となった現在は母国ブラジルで現役を続けており、2009年にフラメンゴ、2010年にフルミネンセ、そして2011年にはコリンチャンスと異なる3つのクラブチームで3年連続ブラジル全国選手権の優勝を経験した唯一の選手としても知られている。
(記事/Cartao Amarelo)