2010年8月を最後に代表から遠ざかっているカンビアッソ [写真]=Getty Images
アルゼンチン代表を率いるアレハンドロ・サベージャ監督は代表メンバーの公式発表を前にエステバン・カンビアッソの落選を示唆した。アルゼンチンの国営通信社『Telam』が報じている。
2004年からイタリアのインテルで活躍するカンビアッソは、負傷によりワールドカップ本大会に間に合うか微妙な状況となっているフェルナンド・ガーゴのバックアッパーとして招集されるのではないかとの憶測が流れたが、選手の視察でミラノを訪れた監督はその噂を一蹴した。
「私がミラノに来たのは、カンパニャーロやリカルド・アルバレス、パラシオの状態を確認するため。カンビアッソも名手であることは熟知しているが、23人の枠には入らないのではないかな」
サベージャ監督は予備の7人にカンビアッソが入る可能性については、肯定も否定もしなかったため、大会までにガーゴが完治しなかった場合はカンビアッソの追加招集があるかもしれない。
現在33歳のカンビアッソは2006年ドイツW杯には出場したが、2010年南アフリカW杯では落選。2010年8月に行われたスペイン代表との親善試合に招集されていらい代表からは遠ざかっている。
(記事/Cartao Amarelo)