元アルゼンチン代表のソリンは現役時代にプレーしたブラジルについて語った [写真]=getty Images
元アルゼンチン代表のファン・パブロ・ソリンは、現役時代に数年過ごしたブラジルについて、一般的によく言われる「サッカーにおけるアルゼンチン嫌い」はないと語った。アルゼンチンメディア『Terra』が伝えている。
ソリンは2000年からの約2年間ブラジルの名門クルゼイロに在籍。積極的な攻撃参加をするサイドバックを好むブラジル人の価値観にソリンのプレイスタイルはフィットし、クルゼイロでは多くのサポーターから愛された。
ブラジル好きを公言しているソリンは、アルゼンチンの選手に対してブラジル人が敬意を抱いていると話した。
「ブラジルとアルゼンチンはサッカーではライバル関係にあるから、あたかも両国民がいがみ合っているかのように思われがちだけど、実際はそうでもない。ブラジルの国民の多くはアルゼンチンの選手を尊敬してくれている。コリンチャンスにいた頃のテベスは大人気だったし、私自身もクルゼイロ時代は楽しい思い出として残っている」
ブラジルでは現在、インテルナシオナル所属のアンドレス・ダレッサンドロをはじめ、リオネル・メッシのいとこでもあるマキシミリアーノ・ビアンクッチ(バイーア)や、エルナン・バルコス(グレミオ)、ルーカス・ムグニ(フラメンゴ)、ニコラス・オタメンディ(アトレチコ・ミネイロ)、ダリオ・コンカ(フルミネンセ)など多くのアルゼンチン選手が活躍している。
ちなみにソリンは現在のアルゼンチン代表について「メッシがW杯でどんな活躍をしてくれるか楽しみ」と述べる一方、「リケルメとテベスを加えたら、もっと強くなる」と持論を展開している。
ソリンはブラジルW杯でTVのコメンテーターを務めることになっている。
(記事/Cartao Amarelo)