ヒメネスはメキシコのクラブ・アメリカでプレー [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップに臨むメキシコ代表の23人のメンバーに選出されたクラブ・アメリカ所属FWラウール・ヒメネスが、W杯後にヨーロッパ移籍する可能性を示唆した。メキシコ紙『メディオ・ティエンポ』が報じている。
ヒメネスについては14日にポルト移籍のうわさが浮上し、その他にも複数のクラブが彼の身分照会に乗り出している状況だという。ポルトはコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスの控えとしてヒメネスに関心を示しており、また同胞のDFディエゴ・レジェスやMFエクトル・エレーラの存在も獲得に後押ししているようだ。
ヒメネスは欧州への移籍について、次のように語っている。
「正式なオファーはまだ受け取っていない。W杯を待たなければならない。僕に関心を示し、獲得を望んでくれているクラブはあるけど、まだはっきりしたことは言えない。たくさんの選択肢の中から、最善のものを見つけたいと思う。もしクラブ・アメリカに残ることになっても、それはそれで素晴らしいことだ」
現在23歳のヒメネスはU-23メキシコ代表としてロンドン・オリンピックで金メダルを獲得。W杯・北中米カリブ海最終予選のパナマ戦では終了間際にオーバーヘッドで決勝ゴールを決めてメキシコを予選敗退から救う活躍を見せている。