W杯欠場報道を一部否定したファルカオ [写真]=Getty Images
1月に左ひざを負傷してワールドカップへの出場が危ぶまれている渦中のラダメル・ファルカオについて、先日フランスのレキップ紙が「W杯を欠場する見込み」と報じてそれが世界中に配信された。ところが一夜明けた18日、当のファルカオがこの報道について反論した。コロンビアのスポーツ情報サイト『Colombia.com』が伝えている。
スペイン語で虎を意味する「ティグレ」の異名を持つゴールハンターであるファルカオは、レキップ紙の報じた内容について一部を認めた上で、一部については異なる意見を述べている。
「W杯までの間に、負傷した左ひざの状態が100パーセントまで戻ることはないだろう。それは認めるけど、だからといってW杯を欠場するとは決めていない。完治しない以上スタメンでのプレイは無理だと思うが、もしも出させてもらえるのなら少しの時間でも試合に出たいし、国のためにゴールを決めたいと思っている」
だが、その一方で所属先のモナコからは、ひざが完治しないのであればW杯への出場を見送るように言われていることも認めている。
「モナコで愛されていることを感じるし、そこまで私のことを心配してくれているクラブのフロントやサポーターには深く感謝している。自分自身にとってベストな選択をしたい」
(記事/Cartao Amarelo)