かつてラツィオなどで活躍したマウロ・サラテが、母国アルゼンチンのトップリーグで13ゴールを挙げて後期の得点王に輝いた。
2011-12シーズンにインテルで日本代表の長友佑都ともチームメイトだったマウロ・サラテは、現在古巣のベレスで活躍中。今シーズン、前期は5ゴールに甘んじたが、後期では本来のキレを取り戻してゴールを量産していた。
5月19日に行われた最終節で、サラテは2ゴールを決めて得点王を手中にする。70分にはベレスがPKを得て、これをサラテが蹴って決めればハットトリックとなるところであったが、サラテはそのPKをルーカス・プラットに譲っている。試合後のインタビューでサラテは「プラットが決めてくれればそれでOKだし、もし失敗してもこぼれ球をゴールに押し込むつもりでいたよ」と余裕のコメント。
この日の勝利でベレスは来年のコパ・リベルタドーレス出場権を得たが、サラテはチームがリーグ優勝を逃したことに言及して「悔いはある。来季は優勝が目標だ」と決意を述べている。
(記事/Cartao Amarelo)