アメリカ代表のクリンスマン監督はドノヴァンの落選理由を説明した [写真]=Getty Images
カリフォルニア州のスタンフォード大学で、アメリカ代表の合宿を行っているユルゲン・クリンスマン監督は23人の最終メンバー発表後の会見に応じた。
会見ではやはりランドン・ドノヴァンの選外について質問が集中し、クリンスマン監督は応答に追われた。
「指揮官として、ブラジルでどんなプランを実行したいか、どんな選手でチームを構成したいかに基づいて決断を下した。それを考えた時、私が選んだ23人のメンバーは、何らかの領域においてランドンよりも高いレベルにあった。つまり、私のプランにはランドンはいなかったんだ」
クリンスマン監督は22日にドノヴァンに自身の決断を伝えたといい、その時の様子をこう語っている。
「明らかに失望していた。予期していたことだが、彼は『全く理解できない』と言っていた。彼は自分が23人のメンバーに入るはずだと考えていたからね」
また、彼自身の息子ジョナサン・クリンスマンが、ドノヴァン落選を揶揄するツイートを発したことについて謝罪した。
「私は非常に失望した。すぐに息子を呼びつけたよ。数分後、彼は自分が何をしたのかに気づいた。学校から戻ってきて、友人とジョークを言い合ったということだった。心からすまなそうにしていたよ。ソーシャルメディアがどんなものかを学んだと思う」
アメリカ代表は、国内でアゼルバイジャン(27日)、トルコ(6月1日)、ナイジェリア(6月7日)とテストマッチを行い、6月16日にガーナとの初戦に臨む。