ベルギー代表に初招集されたボシュット [写真]=Getty Images
ベルギー代表のマルク・ヴィルモッツ監督は26日に行われるルクセンブルクとのテストマッチに初招集のサミ・ボシュット(ズルテ・ワレヘム)を起用することを明言した。ベルギー紙『DH』が伝えている。
ティボー・クルトワはアトレティコ・マドリードの一員としてチャンピオンズリーグのファイナルを戦っていたため、代表チームには合流しておらず、ルクセンブルク戦にリヴァプール所属のシモン・ミニョレが出場予定だった。しかし、ミニョレが24日の練習中に右腿に痛みを感じて同試合の欠場が決定。さらに、第3GK候補のクーン・カステールス(ホッフェンハイム)が、いまだに別メニューでリハビリ中であることに加え、カステールスの代役として招集していたシルヴィオ・プロト(アンデルレヒト)も負傷離脱。その代役として“第5GK”のボシュットに出場のチャンスが巡ってきた。
さらに、ヴィルモッツ監督は万が一の事態に備え、数日前にバカンス先からベルギーに戻ったトーマス・カミンスキ(アンデルレヒト)を急遽代表に招集した。
幸い、ミニョレのけがは大事には至らず、離脱は数日間で済むため、火曜日から行われるスウェーデン合宿から練習に復帰できる見込みとなっている。