CL決勝で得点を決めて自慢の肉体を披露したC・ロナウド [写真]=Getty Images
25日のチャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリードの4点目となるPKを決めた後、ユニフォームを脱いで自慢の肉体美を披露したクリスティアーノ・ロナウドだが、すでに試合の決着がついていた状況での派手な振る舞いには、対戦相手のアトレティコ・マドリー関係者から「傲慢な態度」だとして不満の声が上がっている。
しかし、スペインメディア『エル・コンフィデンシアル』は、あのパフォーマンスが自身の出演するドキュメンタリー映画「Ronaldo, the movie」の撮影のためだった、という驚きの事実を明かした。
記事によると、この試合では、映画撮影用のカメラがC・ロナウドの動きを終始追っており、選手本人もキックオフ前から、スタジアムのどこにそれがあるのかを把握していたという。そのため、ゴール後、意図的にカメラ映りの良い場所を選んであのようなパフォーマンスに及んだそうだ。なお、クラブはこの撮影のことを把握しておらず、フロレンティーノ・ペレス会長も試合後にこの事実を知ったという。
また翌日には、本拠地であるサンチャゴ・ベルナベウで優勝を記念した祝勝会が開かれたが、ここでも前日同様の映画撮影が行われており、C・ロナウドは再び両手を広げた雄叫びを披露。この時ばかりはユニフォームを着用していたとはいえ、“俳優”としての仕事を確実にこなした。
今シーズン、数々のタイトルに彩られた1年を過ごしたC・ロナウド。母国ポルトガルでのあの雄叫びは、果たしてどのように編集されているのか。いちファンとしては、完成作品が楽しみなところだ。
(記事/Footmedia)