ベルギー代表を率いるヴィルモッツ監督 [写真]=Getty Images
26日に行われた親善試合でベルギー代表はルクセンブルク代表に5ー1で大勝したが、指揮官のマルク・ヴィルモッツは前半のプレーに苦言を呈した。ベルギー紙『DH』が伝えている。
「私は完璧主義者だ」という台詞を試合後の記者会見で何度もヴィルモッツ監督は、
「決定機の数や結果については満足している。しかし、前半は全く良くなかった。相手にスペースを与え過ぎていたし、プレーが軽かった。軽いプレーは、笑って済ませられることではない。ルクセンブルクに2度の決定機を与えてしまった。中盤でのプレッシャーが弱かったからだ。中盤はチームの心臓であり、カギを握るポジションだ。さらに上のレベルのチームとの対戦であれば、このようなミスは高い代償となる」
一方で、この試合でハットトリックを達成したロメル・ルカクについては満足の意を示している。
「ロメル(ルカク)がこのようなプレーができると信じていた。そして、ストライカーにとっては、ゴールを決めることが一番だと思う。ボールの受け方やチームプレーの部分で彼は非常に成長した。ロメルについての話題が多いのは、決定力不足がチームにもロメルにもあるからだ」
ベルギーは1日にスウェーデン代表、7日にチュニジア代表、12日にアメリカ代表と親善試合を行う予定となっている。