代表を引退したFWブランコ [写真]=LatinContent/Getty Images
メキシコ代表は29日、エスタディオ・アステカでイスラエル代表と国際親善試合を行った。
メキシコは43分と61分、DFミゲル・ラジュンの強烈なミドルシュートで2点を奪取。
85分には右サイドからの折り返しをMFマルコ・ファビアンが技ありのボレーシュートで押し込み、3-0で快勝。
しかし、この試合では72分にGKホセ・デ・ヘスス・コロナがDFフランシスコ・ロドリゲスと交錯し、病院に搬送されるアクシデントが発生。MFカルロス・メディーナがトレーニングキャンプ中のケガで既に離脱している中、更なる懸念材料が発生してしまった。
なお、この試合はメキシコの英雄FWクアウテモク・ブランコ(41)の代表引退試合でもあり、ブランコは背番号10のユニフォームに身を包み、キャプテンマークを巻いて38分までプレー。ヒールパスなど随所に“らしい”プレーを見せると、交代時にはGKコロナに腕章を託し、スタンディングオベーションに見送られながら代表のユニフォームに別れを告げた。
【得点者】
1-0 43分 ラジュン(メキシコ)
2-0 61分 ラジュン(メキシコ)
3-0 85分 ファビアン(メキシコ)