開幕戦を前に意気込みを語ったネイマール [写真]=Getty Images
ブラジル代表FWネイマールは、個人の記録よりチームの勝利を優先して「チャンピオンになりたい」と明言した。ブラジルのスポーツサイト『terra』が伝えている。
ワールドカップで得点王を狙っているかとの問いに対して、ネイマールは次のように回答した。
「私には世界最優秀選手になりたいという願望はない。私には私だけのタイトルが欲しい。それはセレソンの優勝だ。自分のことよりも優勝することを重視しているし、優勝するために自分がやるべきことに集中する。だから得点王になりたいという欲求もないんだ」
ネイマールがワールドカップに出たいという目標を抱いたのは、12年前に日本と韓国で開催された2002年のワールドカップ。リバウド、ロナウジーニョ、ロナウドらを擁して優勝トロフィーを掲げたセレソンの雄姿が、当時10歳だったネイマール少年の心に深く刻まれたという。
セレソンの10番として成長して本大会でも活躍が期待されているネイマールが、大会期間中に最も重視することは睡眠だと語った。
「ワールドカップに臨む上で最も重要なのは睡眠だと考えている。困難な試合をいくつも乗り越えるためにはしっかり眠ることが何より大切な準備となる。質の良い睡眠が質の良いプレイにつながるから、しっかり眠って試合に備えたい」
夕べもよく眠れたというネイマールは、開幕戦でセレソンが勝つために最善を尽くすことを約束した。
(記事/Cartao Amarelo)