人気PCゲーム『Football Manager』のデータベースが実際の選手獲得に使われることに[写真]=Getty Images
ヨーロッパのフットボールクラブが、新規獲得選手を探すために、コンピューターゲームのデータベースを活用することになった。
シーズン毎にリリースされる『Football Manager』シリーズは、ヨーロッパを中心に大人気のPCゲーム。ユーザーがクラブチームの「マネージャー(監督)」となり、選手の売り買いから戦術まで様々な事柄を決めていきながら、クラブを運営し、試合を戦っていくシミュレーションゲームだ。
1992年のシリーズスタート以来、20年以上にわたって愛されてきた同ゲーム。その最大の魅力はなんといっても膨大な情報量。実在するクラブや実名選手たちの詳細なデータを有しており、そのリアルさがゲームファンとサッカーファンの両方を惹きつけている。
選手にも愛好者が多いと言われ、最近ではユベントスのフランス代表MFポール・ポグバが同ゲームを楽しみ、自身をチェルシーの一員としてプレーさせていたことも話題になった。
20年以上の蓄積によって作られたその貴重なデータの中には、50万人以上の実在選手や監督が含まれており、200以上の項目で能力や経歴が見られる。このデータが、現実のサッカーシーンで生かされることになった。
英紙『ガーディアン』によると、同ゲームを製作するスポーツ・インタラクティブ社(以下SI)は、自社データを『プロゾーン・リクルーター』に提供することで合意した。
プロゾーンは、クラブの監督やコーチ、スカウトなどの多くが、新たな才能を探しあてるために使っているオンライン分析ツール。選手の「走行距離」や「パス成功率」など様々なデータを提供しているが、SI社とのパートナーシップによってさらにパワーアップすることになった。
プロゾーンのトーマス・シュマイダーCEOは、「SIのデータベースは、我々が提供するリクルートメント・サービスをより精密にする価値ある資源です」とコメント。
また、SI社のディレクターであるマイルス・ジェイコブソン氏も「昔から、実際の監督やスカウトが我々のデータを使っているという話は聞いていました。ですが、今後はオフィシャルになりました」と話している。
イングランドでは、2008年にエヴァートンがゲーム内のデータをスカウティングに使う契約をSI社と結んでおり、当時は話題になった。そして現在、その流れはヨーロッパ中、さらには世界中に広まることになりそうだ。
(記事/Footmedia)
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