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暗いピッチで回転しながら光を放つ…ヨーロッパ3大リーグで冬のシーズンに向けた新ボールを導入

2014.10.27

セリエA、リーガ・エスパニョーラ、プレミアリーグで新しく導入されたリーグ公式試合球

 プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、セリエAのヨーロッパ3大リーグでは、先週末から冬のシーズン向けの新しいリーグ公式試合球『ナイキ オーデム Hi-Vis』が導入されている。

 日照時間が短くなり、特にナイトゲームではピッチがより暗くなるこれからのシーズン、この新ボールはプレーヤーが素早く位置をとらえられるよう、鮮やかなイエローを採用。ボール表面のグラフィックパターンはそれぞれリーグごとに異なっていて、蹴った際に回転するとまるで点滅しているかのように光を放つ仕様になっている。瞬時の判断力が要求されるヨーロッパのトッププレーヤーたちにとっては重要な機能だ。

 また、雨や雪など不安定なピッチコンディションにおいても、ボール表面の溝が空気をとらえて受け流すことで、安定した飛びと正確な軌道を実現している。

 これからヨーロッパは本格的な冬を迎え、特にイングランドでは雪が降る日も多くなる。試合を見る際には、光を放ちながら飛んで行くボールにも注目したい。

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