クルピ監督は来シーズンもアトレチコMGで指揮を執ることが決定した [写真]=Getty Images
アトレチコ・ミネイロのダニエウ・ネポムセーノ新会長は、3日、年内で契約の切れるレヴィー・クルピ監督との契約を1年更新することを発表した。
アトレチコ・ミネイロは今年4月にフロントを批判したパウロ・アウトゥオーリ前監督が解任されたことを受けて、昨年までセレッソ大阪の監督を務めていたクルピ氏を招聘。クルピ就任後のアトレチコ・ミネイロは、28勝10分12敗の好成績でチームを上昇させた。そして就任から1年足らずの短い間に、レコパ・スダメリカーナとコパ・ド・ブラジウの二冠を達成。これらが新会長を含めた経営陣に高く評価されたとみられている。
セレッソ大阪時代も含めて規律に厳しい監督としても有名なクルピ氏。今年の9月には元ポルトガル代表MFデコの引退試合を無断で欠席して行方をくらましていた元ブラジル代表MFロナウジーニョを退団に追い込むなど、厳格な対応をみせている。ロナウジーニョという絶対的な支柱を失ったにもかかわらず、弱体化することなくリベルタドーレス出場権を獲得できたのは、指揮官の手腕あってのこと。
2015年12月までアトレチコ・ミネイロの監督を続けることが決まったクルピ監督は、地元メディアのインタビューに対して「もっと多くのタイトルをもたらしたいから、結果にこだわってチーム作りを進めていく」と抱負を述べている。
(記事/Cartao Amarelo)