チリ1部リーグの前期第17節が、6日に行われ、ウニベルシダ・デ・チーレとウニオン・ラ・カレーラが対戦した。
前節終了時点で2位だったウニベルシダはこの試合の勝利が優勝への絶対条件のため、序盤から積極的に攻撃を仕掛ける。しかし、圧倒的にボールを支配するものの、フィニッシュの精度を欠いてゴールを奪えない展開が続く。
0-0のまま迎えた終盤、88分にペナルティエリアでハンドを誘って得たPKを、チリ代表FWグスタボ・カナーレが冷静に決めてウニベルシダが先制。この1点が決勝点となり、ウニベルシダが勝利を収める。同時刻に行われた試合で首位だったコロコロが敗れたため、ウニベルシダの前期リーグ優勝が決定。
シーズンの途中で宿敵コロコロに首位の座を譲っていたが、最後の最後で首位に返り咲いたウニベルシダ・デ・チーレ。前期優勝の称号と、来年のコパ・リベルタドーレス出場権を獲得した。
(記事/Cartao Amarelo)