スタジアムは周囲が巨大なワニが巻きついたデザイン/ブルサスポルのHPからキャプチャー
レアル・マドリードやバルセロナ、リヴァプールといったクラブがスタジアムの改修計画を発表し、ミランも新スタジアム建設の計画を公表。
世界的クラブが相次いでスタジアムへの投資をしている今日であるが、完成が近いとされているビックリ仰天のスタジアムをトルコからご紹介しよう。
そのスタジアムを計画しているのは、トルコ1部リーグに在籍するブルサスポルである。
1963年に創設されたブルサスポルは、トルコ1部の中堅クラブだ。クラブカラーは緑と白で、昨シーズンはリーグ戦を8位でフィニッシュ。現在は元フランス代表GKセバスティアン・フレイや元ナイジェリア代表タイ・タイウォといった選手も所属している。
さて、そんなブルサスポルも現在新スタジアムを建設中なのだが、その完成予想図がなかなかぶっ飛んでいた。
これはスタジアム……というより巨大な「ワニ」に見える。
そう、実はこのブルサスポル、現在建設中の新スタジアムの外観を巨大なワニのようにデザインする予定であるのだ。
このスタジアムの名は、ティムサー・アレーナ。キャパシティは4万5000人規模で、現在使用しているブルサ・アタテュルク・スタジアムに代わる新スタジアムとして現在建設の真っ最中であるという。
では、なぜブルサスポルはクラブのシンボルともいえるスタジアムにワニのデザインを施したのだろうか? その理由はこれだ。
実にシンプルな解答である。クラブのマスコットがワニであるのだ。ちなみに「ティムサー(Timsah)」とはトルコ語で「ワニ」を意味する。ブルサスポルはどこまでもワニにこだわる。
この斬新すぎるスタジアムは2014年に完成する予定であったというが、建築が大幅に遅れ、現時点では今年の6月に完成するのではと目されているようだ。
(記事提供:Qoly)