スタジアム崩壊についてコメントしたセネガル大統領マッキー・サル氏
セネガルの首都ダカールで行われていたサッカーの試合の最中にスタジアムが崩壊し8人が死亡、約90人もの人々が負傷する事態となった。イギリスメディア『BBC』が16日付で報じた。
15日に行われたウアカム対スタッド・デ・ムブールの試合で事件は起こった。延長戦に突入した同試合のスコアが2-1となった時、ウアカムのサポーターがムブールのサポーターに向けて石を投げ始めたという。これにより、観客が座っていた席を急いで後にする事態を引き起こした。すると、デンバ・ディオップ・スタジアムに配備されていた警察が催涙ガスを使用、スタジアム内はパニック状態となった。そして、両クラブのサポーターがいた観客席の壁の一部が崩壊したと同メディアは報じた。
この一連の事故で友人を亡くした観客が、地元メディア『AFPニュース』のインタビューに応じた。「壁が崩れたのは突然だった。崩れた壁の下敷きとなった仲間が命を落としたのはすぐにわかったんだ」とコメント。
この事件に対してセネガルのマッキー・サル大統領は選挙運動の延期を決定。「警告としての罰」があるべきだと主張した。同メディアによると、スタジアムの修復作業で何かしらの欠陥があったことが、今回の事件を引き起こしたと推測した。
Eight dead in Senegal football stadium stampede https://t.co/oGkIpGkcZR pic.twitter.com/Sn9OsIyjxW
— Al Jazeera English (@AJEnglish) July 16, 2017
By サッカーキング編集部
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