英霊記念日に着用するポピーの花 [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
国際サッカー連盟(FIFA)は、ユニフォームにポピーの花を模した飾りをつけることを禁止していたが、イギリスメディア『BBC』によると、英国サッカー協会と話し合いの末に装飾着用許可の意向を固めた。
ポピーの花は、英国の4カ国(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)に住む人々が11月11日の英霊記念日に洋服等につけるもの。また、記念日が近づいて来たら、住居や車などにマークがつけられることがある。戦没者を追悼する意味の花として広く認知された。
イングランド代表やスコットランド代表は、ポピーをあしらった腕章をつけて試合に臨み、ウェールズ代表や北アイルランド代表は、スタジアムに花のディスプレイを装飾。また、ウェールズ代表と北アイルランド代表はのちに罰金処分を課せられおり、英国のサッカーファンが憤慨する事態となった。イギリスのテレーザ・メイ首相も「FIFAのルールは到底受け入れられるものではない」と語っている。
「私たちのサッカー選手は、未来の生活を守ってくれた人々を受け入れ、リスペクトしている。それは正しいことであり、しなければならないことだ」とコメントしていた。
By サッカーキング編集部
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