退任を申し出たとされるかカペッロ監督 [写真]=VCG via Getty Images
中国の江蘇蘇寧を指揮するファビオ・カペッロ監督が退任を申し出たと、イタリア紙『トゥットスポルト』が27日に報じた。
江蘇蘇寧はリーグ戦第2節から2連敗しており、チームを指揮するカペッロ監督は退任を決断した模様だ。現在までに正式発表はないが、28日にもクラブからアナウンスされるとの見方が強い。カペッロ監督とともに、クリスティアン・ブロッキ氏、ジャンルカ・ザンブロッタ氏、フランコ・タンクレーディ氏、ジャンピエロ・ヴェントローネ氏といったイタリア人で構成されたスタッフ陣も退くこととなる。
また、蘇寧電器を親会社に持つ江蘇蘇寧とインテルのテクニカルディレクターを務めるヴァルテル・サバティーニ氏も、退任することが決定的となっている。ミラノのオフィスから出たサバティーニTDはイタリアメディア『スカイ』のインタビューに対して以下のようにコメントした。
「冷静にお互いが敬意を持って話し合っているところだ。これからイベントが待っている。これ以上は言わせないでくれ。歴史やあるいは、具体的な何かを築き上げることができたら素晴らしかっただろう」
サバティーニ氏は、クラブの補強に対する姿勢に不満を抱き、このため退任を決断したものと報じられている。
By サッカーキング編集部
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