[写真]=Getty Images
冬の移籍市場に向けて、買い上手、売り上手のクラブをおさらいする全11回のシリーズ。第4回はフランスのリヨン編をお届けする。
レアル・マドリードの“新・7番”として巣立っていったマリアーノ・ディアスが、直近では1番の大型移籍といえるだろう。ただ、このチームで特筆すべきは育成力だ。まずは、以下のベスト11を見てほしい。
この中でアレクサンドル・ラカゼット、カリム・ベンゼマ、コランタン・トリッソ、サミュエル・ユムティティはいずれも下部組織出身の選手たち。当然、獲得に大金は必要なく、しかもビッグクラブが超高額で買い取ったため、莫大な利益につながっている。
金額は『Transfermarkt.de』を参照。(日本円は11月11日時点のレートで換算)
写真=ゲッティイメージズ
アレクサンドル・ラカゼット
2009年、リヨンBチームからトップ昇格。
2017年、リヨンからアーセナルへ移籍。
移籍金:5300万ユーロ
収支:+5300万ユーロ
カリム・ベンゼマ
2005年、リヨンU-19からトップ昇格。
2009年、リヨンからレアル・マドリードへ移籍。
移籍金:3500万ユーロ
収支:+3500万ユーロ
マリアーノ・ディアス
2016年、レアル・マドリードBチームからトップ昇格。
2017年、レアル・マドリードからリヨンへ移籍。
移籍金:800万ユーロ
2018年、リヨンからレアル・マドリードに復帰。
移籍金:2150万ユーロ
収支:+1350万ユーロ
コランタン・トリッソ
2014年、リヨンBチームからトップ昇格。
2017年、リヨンからバイエルン・ミュンヘンへ移籍。
移籍金:4150万ユーロ
収支:+4150万ユーロ
マハマドゥ・ディアッラ
2002年、フィテッセからリヨンに加入。
移籍金:390万ユーロ
2006年、リヨンからレアル・マドリードへ移籍。
推定移籍金:2600万ユーロ
収支:+2210万ユーロ
マイケル・エッシェン
2003年、バスティアからリヨンに加入。
移籍金:1170万ユーロ
2005年、リヨンからチェルシーへ移籍。
推定移籍金:3800万ユーロ
収支:+2630万ユーロ
エリック・アビダル
2004年、リールからリヨンに加入。
移籍金:850万ユーロ
2007年、リヨンからバルセロナへ移籍。
移籍金:1500万ユーロ
収支:+650万ユーロ
サミュエル・ユムティティ
2011年、リヨンBチームからトップ昇格。
2016年、リヨンからバルセロナへ移籍。
移籍金:2500万ユーロ
収支:+2500万ユーロ
エマヌエル・マンマナ
2016年、リーベル・プレートからリヨンに加入。
移籍金:850万ユーロ
2017年、リヨンからゼニトへ移籍。
移籍金:1600万ユーロ
収支:+750万ユーロ
ジェレミー・ピエ
2009年、リヨンBチームからトップ昇格。
2012年、リヨンからニースへ移籍。
移籍金:300万ユーロ
収支:+300万ユーロ
ウーゴ・ロリス
2008年、ニースからリヨンに加入。
移籍金:850万ユーロ
2012年、リヨンからトッテナムへ移籍。
移籍金:1260万ユーロ
収支:+410万ユーロ
合計収支:2億3750万ユーロ(約306億円)
By サッカーキング編集部
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