かつての師匠を糾弾した、R・カルロス氏 [写真]=Getty Images
現役時代にレアル・マドリードなどで活躍した元ブラジル代表のロベルト・カルロス氏が、インテル在籍時に指揮官を務めていた現クリスタル・パレスのロイ・ホジソン監督を批判した。10日に、スペイン紙『マルカ』が報じている。
レアル時代には“悪魔の左足”と恐れられた強烈なキックを武器に、クラブ史へその名を刻んだR・カルロス氏。だが、スペイン上陸前に所属していたインテルでは適応に苦しみ、本来の実力を発揮することができなかった。R・カルロス氏は、その原因が当時インテルの監督だったホジソン監督にあると見ている。
「ロイ・ホジソンは、私のキャリアを壊しかけたんだ」
「彼は私を左ウイングや中盤でプレーさせた。私はそのポジションでプレーしたことがなかったから大いに戸惑ったし、コパ・アメリカを控えてもいたから不安が大きかったんだよ。彼はサッカーについて、あまり多くを知らなかったということだろう」
かつての師匠を手厳しく批判した、R・カルロス氏。インテルで不遇の時を過ごしたことがレアル移籍の呼び水になったとすれば、イタリアでのキャリアも決して無駄ではなかったのかもしれない。
By サッカーキング編集部
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