コペンハーゲンが、大胆かつ合理的な施策を発表 [写真]=Getty Images
コペンハーゲンは、本拠地『テリア・パルケン』を小学校の教室へと変えるようだ。12日に、スペイン紙『アス』が報じている。
新型コロナウイルスが世界的に拡散するなか、デンマークは国を挙げて迅速に行動し、ウイルスの拡散阻止に全力を尽くした。その措置が非常に効果的であったこともあり、デンマークでは現在、パンデミック対応の第2段階に入っており、一部の公共施設が開放されている。
デンマークでは、4月下旬から小学校も徐々に再開の動きを取っている。だが、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を維持するために、生徒は1人あたり12平方メートル(大人のガイドラインの2倍)の距離を保つことを義務付けられていることから、学習スペースの不足という問題に直面していた。
『アス』によると、コペンハーゲンはホームスタジアムの『テリア・パルケン』を小学校の教室として提供するようだ。収容人数は38,065人を誇っており、生徒が十分なスペースを取って座り、授業を受けることができるという。また、座席が段になっているため、教師が生徒と円滑にコミュニケーションを取れるようにもなる。
コペンハーゲンの大胆かつ合理的な“青空教室”作戦は、今後多くの国が参考にするかもしれない。
By サッカーキング編集部
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