UEFAが、これまで実施してきた新型コロナ対策の成果を強調 [写真]=Getty Images
世界中で新型コロナウイルス感染が猛威を振るうなか、欧州サッカー連盟(UEFA)はサッカー界が万全の感染対策を取り、安全な環境を提供できていると考えている模様だ。6日に、イギリスの大手通信社『ロイター』が報じている。
UEFAは5日、8月以降に計61,859件の新型コロナウイルス検査を実施し、欧州で500以上の試合開催を可能にしたと発表。欧州サッカー界は、パンデミックの間に試合開催を押し進めたことを一部メディアから批判されてきたが、検査の陽性数は実施総数のうちわずか340件(全体の0.55%)で、試合が延期または中止されたのは全体のわずか3%であったという。
UEFAのアレクサンダー・ セフェリン会長は、組織としての新型コロナウイルス対策が功を奏していると述べた。
「我々が導入した健康保護プロトコルは堅牢なものであり、パンデミックが世界全体で拡大している困難な時期にあっても、関係者全員の安全を保証するものとなっている。これは、我々の計画が着実に行われているという自信を与えてくれるね。試合が安全に行われることを証明しているし、関係者には賛辞を贈りたい」
UEFAは、これまで実施した健康保護プロトコルが大陸横断型の大規模な取り組みであり、1チーム1試合あたり平均53.9回のテストが行われていると発表。セフェリン会長は「UEFAの健康保護プロトコルによって、サッカー界が世界で最も安全な環境の一つとなった」と語った。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト