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チームの“顔”…A代表の歴代最多出場記録を持つ現役選手8名を紹介

2021.03.29

A代表の歴代最多出場記録を持つ現役選手たち [写真]=Getty Images

 27日に行われたカタール・W杯欧州予選クループH第2節のキプロス戦に出場したことで、クロアチア代表MFルカ・モドリッチは同代表の史上最多キャップ保持者(135試合)となった。2006年3月のA代表デビュー以来、15年での偉業達成となる。そこで今回は、A代表の歴代最多出場記録を持つ現役選手の中から8名を紹介しよう。

※カッコ内は(現所属クラブ/年齢)

▼ポルトガル代表
クリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス/36歳)
172試合出場102得点

クリスティアーノ・ロナウド

クリスティアーノ・ロナウド [写真]=Getty Images

 C・ロナウドは2016年6月にポルトガル代表で通算128試合目の出場を果たし、ルイス・フィーゴ氏が持っていた同代表の歴代最多記録を更新した。2018年には代表通算85得点を記録。元ハンガリー代表FWフェレンツ・プスカシュ氏をかわし、A代表での欧州歴代最多得点記録を樹立している。

▼スペイン代表
セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード/34歳)
179試合出場23得点

セルヒオ・ラモス

セルヒオ・ラモス [写真]=Getty Images

 S・ラモスは、2019年10月に行われたEURO2020予選のノルウェー戦で代表最多出場記録を更新。レアル・マドリードの元同僚イケル・カシージャス氏の167試合を上回った。2005年のA代表デビューから14年での快挙達成であり、通算179試合出場は欧州最多記録になる。

▼ポーランド代表
ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン/32歳)
118試合出場66得点

 C・ロナウドと同じように、A代表の最多出場と最多得点の“ダブル”を達成しているのがレヴァンドフスキだ。2008年のデビュー戦でいきなり得点を挙げると、9年後のアルメニア戦でハットトリックを達成して歴代最多得点記録を更新。さらに、EURO2016予選で13ゴール、2018 FIFAワールドカップ ロシアの欧州予選では16ゴールを奪い、双方の予選の最多得点記録を持っている。

▼ウルグアイ代表
ディエゴ・ゴディン(カリアリ/35歳)
139試合出場8得点

ディエゴ・ゴディン

ディエゴ・ゴディン [写真]=Getty Images

 ウルグアイ代表の歴代最多出場記録保持者はゴディンだ。2019年の中国遠征時に代表通算126試合目の出場を達成。マキシ・ペレイラ(現ペニャロール)の記録を上回った。2018年には代表キャプテンとしてのワールドカップ出場数が8試合に到達し、同国の新記録を樹立した。

▼ベルギー代表
ヤン・フェルトンゲン(ベンフィカ/33歳)
125試合出場9得点

ヤン・フェルトンゲン

ヤン・フェルトンゲン [写真]=Getty Images

 現在、FIFAランキング1位のベルギーで最多キャップを誇るのはフェルトンゲンだ。2007年6月のポルトガル戦でA代表デビューを飾ると、10年後の2017年10月に通算96試合出場を達成。ヤン・クーレマンス氏の持つベルギー記録を塗り替えた。2018年6月のポルトガル戦では、同国史上初の代表100試合出場を達成している。

▼チリ代表
アレクシス・サンチェス(インテル/32歳)
136試合出場45得点

アレクシス・サンチェス

アレクシス・サンチェス [写真]=Getty Images

 2006年4月のニュージーランド戦で代表デビュー。当時17歳だった青年は、それから15年近くチリの象徴として活躍し続け、ワールドカップに2度、コパ・アメリカには4度出場してきた。出場数(136)だけでなく、得点数(45)もチリでNo.1。彼を上回る選手は、今後しばらくは現れないかもしれない。

▼スロヴァキア代表
マレク・ハムシク(IFKヨーテボリ/33歳)
126試合出場26得点

マレク・ハムシク

マレク・ハムシク [写真]=Getty Images

 この3月にスウェーデン1部リーグのIFKヨーテボリと契約を結び欧州復帰を果たしたハムシク。スロヴァキア代表での出場数と得点は、いずれも歴代最多。同国の年間最優秀選手にも8度輝いている。また、ナポリで記録した公式戦通算520試合出場は、今もクラブレコードとして残っている。

▼ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
エディン・ジェコ(ローマ/35歳)
113試合出場59得点

エディン・ジェコ

エディン・ジェコ [写真]=Anadolu Agency via Getty Images

 ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の絶対的エースは、昨年3月に同国史上初の代表100試合出場を達成。代表での得点数も一人だけ50ゴールを超えている。EURO2020は予選プレーオフで敗れたため出場が叶わないが、2022年のカタール・ワールドカップ出場へ向けて奮闘している。

(記事/Footmedia

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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