アントワープ戦で活躍した、ヘンクの伊東 [写真]=Getty Images
ジュピラー・プロ・リーグのチャンピオンシッププレーオフ第5節が20日に開催され、日本代表MF伊東純也の所属するヘンクと同国代表MF三好康児の所属するロイヤル・アントワープが対戦。ヘンクが4ー0でロイヤル・アントワープに快勝した。先発フル出場した伊東は、3得点に絡む好プレーを見せ、先発出場した三好は後半78分までプレーした。
前半43分、ヘンクが先制する。伊東が右サイドからゴール前に向けて浮き球のパスを供給すると、ボールは一度相手に跳ね返される。再度ボールを収めた伊東がペナルティエリア内に進入して混戦が発生すると、最後はノルウェー代表MFクリスティアン・トルストベットがゴールネットを揺らした。
前半を1点リードで折り返したヘンクは、後半開始直後の49分に伊東のプレーが起点となり追加点を奪取。伊東のロングシュートを相手GKが弾くと、再びトルストベットが押し込んだ。64分には、カウンターから最終ライン裏に抜け出したトルストベットが三度ゴールを挙げ、ハットトリックを達成。75分には、伊東が自陣右サイドからロングキックを送り込むと、抜け出したベルギー人FWシリル・デセルスが落ち着いてシュートを流し込んだ。
伊東の3得点に絡む大活躍もあり、ヘンクは4ー0でロイヤル・アントワープを一蹴。しかし、首位のクラブ・ブルージュがアンデルレヒトと3-3のドローに終わったため、ヘンクとは勝ち点3差に。23日の最終節には直接対決を控えているものの、プレーオフは仮に勝ち点で並んだとしてもレギュラーシーズン上位のチームが優位になるレギュレーションであるため、ヘンクの2位が確定。クラブ・ブルージュが2シーズン連続17度目の優勝を決めた。
By サッカーキング編集部
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